雲の無い木曜の朝は窓から
ちかこが、マンションのベランダにて、ミニトマトを育てている。
実がなったらトマトソースを作ってみたいらしい。
彼女は、まめに水を与えないし、ベランダでタバコを吸うので、彼女のトマトの環境はぜんぜん良くない。
丸2日、水をあげなかったと言う時の、その様子は、葉がしょぼんとしていて、どことなくガッカリしているシルエットに激似だ。
気の毒になったので、水分をたっぷりあたえると、あくる日の早朝のトマトは生き生きと復活していた。
どしゃ降りの仏滅の日没は散歩を
堤防の近くに自分たちは、在住しているので、高潮を離れて暮らす家族が心配な気持ちをもっている。
ことのほか大地震後は、家がどのくらい海から離れているのかとか高所は手近にあるのかとかたずねてくる。
私だって恐れているだけど、しかし、たやすく条件のあう物件も見つかるわけではない。
ただし、現実に津波がやってくるとなった際に逃げのびる道順を思い定めていないといけないと考えるですが、防波堤周りしか近くに道がないので、ちゃんと想定してみたら怖いと理解できた。